仕事の流儀 プロフェッショナル ブログ

中が丸見え!のマイクロバスです。

「どうも、床がフカフカするんです。」
という要請でしたが、だいたい想像はつきました。
冗談ではなく本当に床が抜ける危険があるので早々に
お預かりし、分解してみたところご覧の状態です。
特に送迎車としてお使いの場合は、お客様に何かあったら大きな問題に発展してしまう可能性があります。
床面に違和感を感じたら早めにご相談ください。

フレーム材を新しく作り直し、接合します。厳重な錆止め塗装をし、防水合板を張り合わせ床材の完成です。
この上に、フロアマット材を貼り付け、イス・内張りを組み上げて完成です。
なかなか見る機会がないと思いますが、バス車体の弱点でもある床裏の洗浄が不十分だと融雪剤と永年の経年劣化でクルマはこうなります。
運行後のちょっとしたひと手間を加えて頂くと、極端にこのリスクを減らすことが出来ますのでご参考まで。
床面修理はフロアマット材のみの張替から、今回の様なフレーム新規製作修理など状態は様々です。10日から30日超の作業になりますので現車確認の上、現状に合わせて診断させて頂きます。



大型バス(57人乗り)です。

シート縫製はしているものの、1台でここまで大がかりな作業は今まで経験したことがありませんでした。
打診があってから、打合せを経て受注するまでは通常業務+大型バス・57脚分張替がこなしきれるかどうか不安になる時もありました。
が、綿密な作業工程打ち合わせとスケジュール調整を組みシート特装部員の総意でオーダー受注させて頂きました。

若手のホープ・古沢君を筆頭に部員総出で、納期を前倒しで完了することが出来ました。
よくやってくれました!!

シート張替57脚・カーテン張替11窓
総工事期間 : 約45日

おつかれさまでした。

私どもを信用してオーダー頂きました、中山様 ありがとうございました。









新しいミニバン型の寝台霊柩車が出来あがりました。

シャシ : トヨタ エスクァイヤ

・棺台製作・設置
・収納BOX
・設置に伴う架台製作・内張改造一式


棺台はフルステンレス製で、見た目もきれいですが素材そのものが非常に丈夫です。また、冬場の雪国事情により雪が入り込む事もありますが、錆の発生が防げます。
左となりの収納BOXは、棺台の固定器具や寝台用のシーツやカバーなどの収納に役立ちます。






当社工場わきの廃棄材置き場です。
・・・でしたが、ここが大きく様変わりする話が出てきました。
全国でも数社しかない事業の専用工房を計画しています。
本格稼働はおよそ11月。
社員とその家族と狙う業界の将来がかかっています。

お金も大変ですが、、、ワクワク感が強い。
頑張ります。。。