仕事の流儀 プロフェッショナル ブログ

こんにちは。

当社、大江車体特装は社名のとおり「特装車」の製造を得意にしています。

では、「特装車とは?」

主に、屋根の上にある赤い回転灯や黄色い回転灯がついている「特殊車輛」全般を指します。
つまり、パトカーや消防車や工事車両の事です。
もっとザックリ言うと、「はたらくクルマ」です。

はたらくクルマは、皆様の住む地域によってニーズや要望に合わせた車両を、各地元で作っている事って知っていましたか?
もちろん、車両メーカー様でなければ作ることのできないクルマはメーカー様で仕上げてきますが、大部分の特装車は私どもの様な地元企業で製造しています。

ただ、残念ながらこのような特装車を製造する企業は全国的に減りつつあります。

我々の仕事は地元の皆様が必要としているクルマを製造し、皆様の生活や命を守ることができる大事な仕事と位置付けしています。
つまり、我々は特装車の製造を通じて未来を作りだせる仕事をさせて頂いているということです。

当社の社員さんたちは皆、その事を十分に理解し積極的に業務に取りかかっています。
お陰さまで最近は、地元のみならず東日本全域よりお問合せを頂いてお応えしております。

「生き残れるかどうか」というネガティブな対策ではなく、「未来づくりの先頭に立つ」先進的な考えの元、これからも努力を積み重ねて参りたいと思います。

我々が手掛けさせて頂いたクルマが、皆様と皆様の地域へ笑顔と安心を運べるように。。。(^^)


冬支度


仕事日記


11月に入りました。

北国にはつらい季節です・・・
そして、この時期は冬対策のための仕事が舞い込みます。

ノロ・ロタウイルス・インフルエンザ・マイコプラズマなど、様々な病気も出てきます。
寒さだけじゃなく、ウイルス対策も万全に!!



みなさんの家は、どのようなレイアウトですか?

大きい家、せまい家、部屋が多い家、L型の家、などなど様々でしょう。ただ、住んでみて思うことは「収納スペース」が多いにこしたことないですね(^_^;)

実は、クルマにも同じことが言えます。
とくに、はたらくクルマの場合は商用・作業目的で設計されていることが多く、収納や快適装備は最小限にしか装備されていません。

当社のメイン架装車の1つ、2tトラックボディーなどは特に顕著です。
屋根上のルーフラックなどのオプション装備はあるものの、雪国の冬には不向きなことが多く・・・

今年に入って、すごく多くの車種に取付させて頂いたのが  「ステンレスBOX」

トラックのホイールベース間やオーバーハングの空きスペースに金具を作りBOXを取付ます。
画像の車種へはオーバーハング・左右へ取付しました。
素材がステンレスなので、錆は大丈夫!あとは、雪への衝突だけ気をつけて頂きたいですね(^_^;)
これにより、工具・木材・梱包用具・荷台シートなどの収納が可能になり、今までキャビンに置いていたものがなくなったので運転も快適になります!



10月吉日、山形市の目抜き通りにて行われたお祭りで、当社で製作した人力車がお披露目されました。

昨年より水面下で製作・準備を進めていましたが、漆塗りも仕上がりつい最近完成しました。

当社の創業が、人力車の製造元だったということでいつか復活させたいと社長が躍起になっていました。
御縁がつながり、今回のお披露目できましたことみなさまに感謝いたします。

これからもよろしくお願いいたします。



先月は怒涛の9月でしたが、事故なく、無事に全工程が終了・納車となりました。お陰さまで、社内目標もクリア致しました。
ありがとうございましたm(__)m

そこで、社員さんからの何気ない一言とこれからの「作業性」を考えて、工場の一部を改修する事にしました。

永年使用している工場の床(コンクリート)が欠損・剥がれてきており、いろんな角度から考えても危険度が増してきました。
(・・・古いところでは築60年位たっていますからね・・・)

今年に入り、社員さんと共有の課題「作業性を上げる」をみんなで検討した結果、技術の習得・工具や設備の充足のほか、それと同等の重要性を持つ「作業環境」の再確認が必要となりました。
「人」はもちろんですが、技術・設備・環境の3方がそろって初めて「作業性」上がると方向性を決め、工事するに決定しました。
そして、これにより社員さんの「安全」が確保でき、安心して作業に取りかかって頂けると思います。

当社のメインメンテナンス会社「笹原建築 様」の迅速な工事が進んでおります。
週明けから、お客様の車体作業を再開させて頂きます。