仕事の流儀 プロフェッショナル ブログ

樹氷(じゅひょう)
冬の山形、蔵王でできる雪の芸術品

地元民からすると見慣れたもので、気にも留めないですが全国的には結構有名。
その映像を撮っているのがこのカメラ。
冬山に放置状態にされるため、丈夫で風雨に強いトラックシートで製造する特注カメラカバーを装着します。

今年も絶景の樹氷映像を願っています。。。




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仕事日記

10月。
気持ちのいい気候ですね。
たまにはリラックスして。。。季節の変化を楽しみたいものです。


㈱カーサービス山形様とコラボして製造しました。
BCPが説かれる中、災害時の電源車として開発しました。
有事以外の時は、タイヤ交換用の移動工作車として活用しています。

山形新聞 令和2年9月27日 掲載



トラック幌車

デジタル主流の昨今、ご注文が途切れることのない仕事の一つがものすごい原始的な作りの「幌車」です。
大変ありがたいことです。

1度作ると、7~10年は持つ。と言われます。
作りがシンプルだからでしょうか。
部品は全て手作業で製作します。
そのためお客さまのご要望に沿ったクルマが出来上がります。
そして、ありがたいことに皆さまに大事にお使い頂いております。
それは、経年劣化等で補修するときにわかります。
その場合は、補修は最低限の手間で終わるので価格は抑えられ、さらに長くお使いいただけます。

はたらくクルマは、脚光を浴びることがないクルマでもありますが毎日その機能を発揮し、社会のために動き続けることができる車両づくりが私たちに課せられた使命だと考えます。

これからも、地味な努力を続け立派に働き続けるクルマづくりを続けて参ります。




7月にあるメーカーさんへ工場見学に行ってきました。

製品の打合せと完成レベルの確認のため。でしたが目に留まったのは部品の保管方法。

取り外した部品の多くは車体が完成するまで「放置」になります。
あってはならないことですが、これまで紛失や破損があったのも事実です。
そういう苦い経験をしているみんなが会議で持ちだした企画案が部品の「保管場所」「専用保管装置」をつくる。でした。

保管場所をコンパクトに、部品にキズが付かないスポンジ付き専用棚に、移動が容易にできるキャスター付きにして、これまでバラバラに毎回違う場所に保管して運搬労力も時間もかかっていた取付作業の時間も大幅に減少させることができるようになりました。
そして、この保管方法は部品のダメージが一切なく傷がつかない新品の状態を保持できるというメリットが生かされます。

今回の見学と専用保管装置作りを行い、メーカーが高品質レベルを一定に保てる理由がわかりました。

メーカーで得たヒントをもとに社員で知恵を出し合い、みんなで勉強しながらイイものを作る努力を続けて、お客様にさらに喜んで頂けるように様々な取り組みを続けて行こうと思います。