仕事の流儀 プロフェッショナル ブログ

まだまだ終息のめどが立たないコロナウイルス。

今できることは何なのか。と、
原点に立ち返ることが多くなってきたような気がします。

私たち、特装車を製造する者にとっても大きな課題であり常に向き合っていかなかければ、よりよい仕事環境、よりよい生活環境が整いません。

私たちが「あったらイイ」ものを仕事に取り入れることはできないものか。という問いを、お客様と協議し、提案し、実施しました。

マイクロバス 透明シールドフィルム張

人が生活するうえで避けられないもののひとつに、「集団行動」があると思います。
学校教育が「集団」で生活することが前提となっているなか、人が集まって生活を形成することは避けられません。
様々なご意見があると思いますが、人間は一人では生きることはできません。
家族・仲間・友人、様々な力を得て生活しています。
その方が感染してしまうリスクを少しだけでも下げることができたら。

その方法をプロとして満足いただける形にして届け、有効に活用して頂く。
コロナというものは、そういう基本理念をもう一度考えさせられる機会でもあるような気がします。

私たちが作りだすもので、誰かの幸せが生まれることを目指して一つ一つ丁寧に取り組んでいきたいと思います。


救命


仕事日記

当社の経営理念の中に「LIFE」という言葉が入っています。
生活はもちろんですが、生命をも意味します。

私たちは、誰もが求める幸せを「はたらくクルマ」づくりでバックアップしたいと考えております。

お気づきになる方は少ないと思いますが、日常生活のいたるところに「はたらくクルマ」が活躍しています。
そのクルマがあるから「当たり前」の日常を送れているのです。
そして、時には最も大事な「命」を救うこともあります。

私たちの仕事は「命」を大切にする仕事です。
命や生活、安心を救い生み出すクルマを作っています。

スポットが当たることのない仕事に誇りと自信をもって取り組んでいます。





現在進行形で進んでいる作業画像です。

架装と言っても、毎日ほぼ違う作業仕事が続きます。
また、ボディーの外側の改造もあれば車内の加工も必要になったりします。
つまり、ボディーの外装と内装の双方の技術があって初めて架装という業務が進みます。
当社は創業以来、外装と内装の業務を自社で行います。

職人が実際に目で見て、気になる部分は現物で型起こしをし、サイズを測り、納車前に不具合が見つかれば即座に修正作業にかかります。

そのため、溶接機からクレーン、ミシンや高周波機械まで多岐にわたる設備が整っています。

その機械を操作するのもひとであり、モノを作り出すのも人です。
技術を育てるということは人を育てるということなのかもしれませんね。




2021冬
どこも大雪のようですね。
命に関わる雪の事故も多く発生しているので、気を付けて生活していきましょう。

その大雪の影響で、幌シート修理の案件が立て続けに舞い込んでおります。
トラックの荷台シート、骨付きの幌車シートなどのシートは、通常使用5~10年くらいの耐久性ですが、大雪のように特別な負荷がかかると経年劣化で弱った部分から、生地の破断が発生します。

こうなるとミシン縫製で縫合修理をしないと、亀裂や穴は修理できないことになります。
シートを広げ、完全に乾かしてからの作業になりますので、最短でも3日~7日ほどお時間を頂いております。

生地の劣化が激しい時は、新作交換をお勧めしますが修理の可否はその時の状況判断で変わってきます。
修理見積の際は、ご一報頂き拝見させて頂く方法がスムーズに修理作業に繋がります。

こんなところにも大雪の影響が出てくるものです。。。