仕事の流儀 プロフェッショナル ブログ

ハイエース
コックピットと荷室との間に、保護バーを設置しています。

急ブレーキを踏んだ際、体が前に引っ張られます。
運搬物も同じです。
特に、重量物や硬い荷物を積載した場合急ブレーキを踏むと前のガラスを突き破る事故も起きています。
そのため、この保護バーはドライバーを守るために企画されました。

中3本のバーは取り外し可能で、車内往来も可能となっています。

効率よく作業するためのはたらくクルマですが、ドライバーあってのクルマです。
ドライバーさんや使用者がプロとして仕事ができるように、私たちもプロとして命を守ることに真剣に向き合って必要とされるクルマ作りを進めて行きたいと思います。


某欧州車の内装画像

この中に特装技術が盛り込んであります。
パッと見はわかりませんね。

助手席Aピラにグリップを取り付けてあります。
ご使用者様の様々な事情で、乗り降りが楽になる方法の一つが「グリップ」(つかまり・手すり)を追加するという特装です。

しかも、車両メーカー純正のグリップを取り付けてあるため言われないとわからないぐらい「普通」に付いている部品です。
この普通というのがとても大事で、無理なく・危険なく・違和感なくお使い頂く大前提が「普通」に付いていることです。

高齢者、障害者様、妊婦さん、高身長の方などご使用条件は様々ですが、大切なクルマにより便利にお乗り頂くために私どもができる最大限の努力とちょっとした心配りを施しております。





当社名 「花屋さん仕様幌架装」(軽トラック)

使用目的:背の高い生花・樹を運搬するのにこの仕様が好まれます。

利点は、高さを確保できるところにあります。
上段の幌と、下段のアルミパネル部分がボルトナットの固定式になっており、構造変更が可能なつくりになっています。また、アルミパネル部分の内側にパイプを追加することにより、積み込んだ生花が倒れないように、ロープ留め・ベルト留めなどに使われ効率よく運搬できる作りになっています。

軽トラックをベースに、両サイドアオリ上に角パイプで枠を組みアルミパネルを張ります。
前方部は幌シート架装を施し、下段のアルミパネル部分が出来上がります。

上部には通常のアーチ状の骨を組み幌シートを取り付けます。

それぞれ脱着式になっており、車検対応型になっています。


早い春


仕事日記




1年に一回感動する光景を見せてくれます。
自然の摂理に驚かされますね。
人間もがんばらなくては!




はさみです。

シート特装の作業で使用します。
ご存じの通り、「切る」ための道具です。

画像の何が違うのか。。。
握り方(扱い方)が変わります。

・上段 通常の幌シート裁断時に、長いシートを裁断するときにこの     
ような握りになります。

・中段 割と厚手のシートをカットする場合

・下段 糸切りや細かい作業の時

それぞれ力の入り具合や裁断スピードが変わってきます。
プロ用のはさみを、素材の変化に応じて握り・持ち方・切り具合を変えて使用し、1枚でも10枚でも100枚でも製品の品質と納期スピードが変わらないように心がけております。

プロとして大事にしていること。
それは、いくら素晴らしい道具・工具でも使い手の工夫や扱い方が伴わなければ本当に意味でプロフェッショナルとは言えないということだと思います。

手入れ・メンテナンス・扱い方・保管方法など、全てはより良いモノづくりをするため、お客様に喜んで頂くため、私たちの手掛けた仕事が世の中の役に立つように、足元の地味な行動を毎日大切にしていきたいと思います。