仕事の流儀 プロフェッショナル ブログ

当社では霊柩車の製造に力を入れて取り組んでいます。

お陰様でお客様から好評を頂き、増車や入替のたびに当社をご指定頂くようになりました。
大変ありがたいことです。

その中で、いつも通りに製造している部品や架装箇所がちょっとしたことが原因で不具合が出たり、通常使用に支障が出ることがあります。
また、経年劣化や故意による損傷などもあります。

後者は車両点検後、お客様とご相談の上対策方法を練り、有償で加工や修理を行います。
前者に関しては、通常使用時の不具合が製造過程で起こったと判断された場合、1年以内の車両は無償で修理対応させて頂いております。

今回は想定する負荷の範囲が当社の予測を超えてしまい、部品が機能しなくなったという案件です。
新しい機能を付帯させ使いやすさを求めた結果、負荷のかかる想定数値の予測が甘かったという事になります。

納車して数か月で発生したこの案件も、すぐに対応させて頂きました。
この経験が次の車両作りに反映され次の製造時には最初から新たな加工方法が取り入れられます。
お客様にはお車の使用を止めてお預かりするので、できるだけ早くお返しいたします。
こういった経験と新たな技術開発をさせて頂けるのは、ご理解のあるお客様あってのことと感謝いたしております。

基本的に「架装」は1台1台ハンドメイドです。
それだけに、不具合が出ることはありますが、はたらくクルマの特性でもある「壊れない・常に動き続ける」ことができる車両作りをこれからも心がけて参りたいと思います。



↑ トラック運転席・座面修理依頼

↓ 座面張替え後
  類似生地を使用して張替え+スポンジ欠損修理
  作業時間 2~3日間位(状況によります)



自動車イス(軽自動車~大型トラック・ダンプ、フォークリフトや重機、ボートなど)の修理・張替えを行っております。                                
症状により作業時間と価格は変わりますので都度、お問い合わせください。                                
                             
車種  : 軽自動車・乗用車・商用車・トラック(小型~大型)・ダンプ・重機・ボート、など                                
                             
項目 : 生地張替・スポンジ修理・ほつれ縫製・スプリング修理・純正生地交換・シートカバー製作                                 
                             
【お問合せの際に具体的な時間と価格を知るには】                                
 ① お客様のイスの画像を撮って頂き、お問合せフォームに添付(車内全体・修理箇所を2~3枚お願いします。純正生地は取り寄せができないため、類似品の生地に変わることをご了承ください。)
 ② イスのお持ち込み頂ける日にち                            
   (車からのシート脱着は別途費用が発生します)    

張替修理の他、ビニールレザーや透明フィルムを使用したオーダー製のシートカバーも製作しています。園児バス・福祉車両・介護タクシーなど様々な業種でご使用頂いております。

詳しくはお問合せください。
よろしくお願いします。



荷物の雨濡れ防止、飛散防止の役割をする幌生地を使用した平面シート(トラックシートとも呼ぶ)の製作を行っております。

ご使用のクルマの大きさや希望の形に合わせた裁断や縫製を行い、オーダーメイドいたしますのでフィット感と使用前後の準備時間の簡略化ができます。

また、合成繊維と塩ビ樹脂でできておりますので5年以上の寿命がありますので、お客様から好評を頂いておりリピート率が高い商品です。

ご希望のサイズをお聞きし、形状によってはクルマによる実測を行い、約1週間から10日くらいで出来上がります。
色は標準色がグリーン、その他にシルバー・赤・青・白・黒のご用意があります。

大手メーカーの純正生地を使用しているので5年に1回の交換目安、ネット販売のモノを使用した場合素材が弱く2年での交換になるので10年で5回になり、初期投資よりランニングコストが高くなってしまうという話をよく耳にします。

状況にもよりますが最短で3日の仕上も可能ですので、ぜひお問い合わせ下さい。
よろしくお願いします。


購入するものの半分、または2/3が補助金で賄えるとしたらいいと思いませんか?

年間3000くらいの補助金がありますが、基本的に「車」は対象外なんです。
でも、特殊装備がないと「専用車」として機能を発揮できない、などの理由付けで架装を補助対象にすることが可能になることがあります。
当社でも様々な補助金を活用して、設備の更新や開発資金にしております。

そこで培ったノウハウをお客様の車両づくりに当て込めるのではないかというお話です。

世の補助金・助成金を使うには、
①自分で情報を集める
②自分で相談相手を探す
③事業計画書を作る
④関係機関との連携を作る

など、本来やりたい業務とはかけ離れた作業が面倒で「挫折」する方が多いのではないでしょうか。

当社は新規事業として「車」を使うことを考えている方、車に新しい「装備」をつけようと考えている方、簡潔に当社に製造依頼をお考えの方、にお金が返ってくる補助金サポート事業をワンストップで、製造と一緒に提供する新しいサービス「CXサポート事業」を試験運用中です。

例えば、架装に100万円かかるところ該当する補助金があれば50万円、場合によっては66万円返ってくる=自己資金50万円、場合によっては34万円で「100万円の架装」ができてしまうということです。
もちろん事業計画書作りや詳細なお話の聞き取りが必要ですが、内容に見合った相談先をご紹介し当社もサポートいたします。
そして、採択された後に当社で製造をさせて頂く「ワンストップ」で事業が完結します。

「補助金を使いたいけどどこに聞いていいかわからない」や「○○車を使った新規事業を考えているのだけれど」などご相談ください。

地域の皆様へ必要とされる車の提供と資金面でのサポートも併せて事業展開を進めていきます。
どうぞよろしくお願いします。




※ 画像はイメージです。