仕事の流儀 プロフェッショナル ブログ

「みんなのくらしにCX」

今年発足した当社のCXプロジェクトのスローガンです。
社内の至る所に掲示しています。

”CX”とは、Customaization  transfomation の造語です。
「ニーズに対し、様々な形にカスタマイズして対応する」ことを前提に、変化する外部環境にマッチした車両を提供していこうという新しい理念でもあります。

これまでの受け身体制の業態から、提案型の自立型企業へ変身をする想いを込めてみんなで意見を出し合いこの標語に決まりました。

社会の役に立てるようにこれからも様々な企画をしていきたいと思います。


はたらくクルマは、作ればどんな種類・形のクルマでも道路を走っていいものではありません。
道路を走ることができるのは、道路交通法や車両運送法など法規に則ったクルマでなければいけないことと、それを証明する強度計算書や改造申請書で使用が認可されたクルマのみです。
画像は計測の一コマです。

車体を作る技術と公文書類を作る技術の両方がないと「特殊車両」ができることはありません。
どんなものでも作り出せる腕があっても、その強度や作りを証明できる頭脳がなければ「特装車」づくりはできないということになります。

しかも、その法改正が速いと半年に1回。
10年前の「常識」が通用しなくなるのも当然です。そして、クルマの形も変わっていきます。

皆さんの町で走っている特殊車両は、決して目立つものではありません。
ですが、朝早くから夜おそくまで、または24時間クルマの機能をフルに発揮して町を安全に円滑に動かしています。

私たちはそういう安心して過ごせるまちづくりを目指して、技術と想いをクルマづくりに反映したいと思います。


日本はつくづく資源のない国なんだなぁと思うことがあります。
原油産出国は、税金がないという話を聞くのに・・・(-_-

でも、ガスは大気から生成するんだよ。
と教えてもらい目からうろこ・・・

だとしたら、それを利用しない手はないですね。


技術は人が伝承するものです。
その技術をさらに高めるのが設備機械です。

その機械を操作するのも人です。

つまり、どれだけ機能的な機械を導入しても人のレベルいかんでは、技術の向上はないということです。

機械や道具に感謝して人と機械の良いところを最大限に発揮できる企業になりたいものです。




はさみです。

シート特装の作業で使用します。
ご存じの通り、「切る」ための道具です。

画像の何が違うのか。。。
握り方(扱い方)が変わります。

・上段 通常の幌シート裁断時に、長いシートを裁断するときにこの     
ような握りになります。

・中段 割と厚手のシートをカットする場合

・下段 糸切りや細かい作業の時

それぞれ力の入り具合や裁断スピードが変わってきます。
プロ用のはさみを、素材の変化に応じて握り・持ち方・切り具合を変えて使用し、1枚でも10枚でも100枚でも製品の品質と納期スピードが変わらないように心がけております。

プロとして大事にしていること。
それは、いくら素晴らしい道具・工具でも使い手の工夫や扱い方が伴わなければ本当に意味でプロフェッショナルとは言えないということだと思います。

手入れ・メンテナンス・扱い方・保管方法など、全てはより良いモノづくりをするため、お客様に喜んで頂くため、私たちの手掛けた仕事が世の中の役に立つように、足元の地味な行動を毎日大切にしていきたいと思います。