中が丸見え!のマイクロバスです。
「どうも、床がフカフカするんです。」
という要請でしたが、だいたい想像はつきました。
冗談ではなく本当に床が抜ける危険があるので早々に
お預かりし、分解してみたところご覧の状態です。
特に送迎車としてお使いの場合は、お客様に何かあったら大きな問題に発展してしまう可能性があります。
床面に違和感を感じたら早めにご相談ください。
フレーム材を新しく作り直し、接合します。厳重な錆止め塗装をし、防水合板を張り合わせ床材の完成です。
この上に、フロアマット材を貼り付け、イス・内張りを組み上げて完成です。
なかなか見る機会がないと思いますが、バス車体の弱点でもある床裏の洗浄が不十分だと融雪剤と永年の経年劣化でクルマはこうなります。
運行後のちょっとしたひと手間を加えて頂くと、極端にこのリスクを減らすことが出来ますのでご参考まで。
床面修理はフロアマット材のみの張替から、今回の様なフレーム新規製作修理など状態は様々です。10日から30日超の作業になりますので現車確認の上、現状に合わせて診断させて頂きます。