仕事の流儀 プロフェッショナル ブログ

作業中


仕事日記


霊柩車のなかでも、大掛かりな仕事の一つにマイクロバスに棺をお乗せ出来るように改造した、バス型霊柩車があります。

作業中の一コマです。
特殊工具な必要と思われる仕事ですが、自動車に携わる企業様と遜色ない工具で作業しています。
ですが、工具のカタログには載っていない自作の工具を職人スタッフそれぞれが持っています。

「道具・工具が無いから仕事ができない」
これではプロフェッショナルとは言えません。
特殊な仕事ができる道具や工具を作り出せるから特殊な車が集まってくること、そしてそれが当社の強みだと思っています。

でも、同時にけがのリスクや危険作業が比例して増えていきます。

本日も、緊張感を持ったプロフェッショナルな仕事を。


毎年、年明けはその年のご祈祷をして頂いております。

6月に入り、ちょうど今年の折り返し地点。
半年間の感謝とお礼、そしてこれから半年間のご祈祷に伺ってまいりました。

お願いごとをするよりも、無事に過ごせることに感謝を伝えることが大事だと思っています。

今のこの情勢を考えると、例年と変わりなく仕事をさせて頂けることにみなさまへ感謝の念がたえません。

これからもどうぞよろしくお願いします。


納車・回送の一コマ。
東北のとある山ですが、すそ野が広がり非常に雄大な山です。
こういう自然を見ると癒される。。。
仕事でいろんなところに出向きますが、その土地その地場でしかお目にかかれないものがすごく多いことに気づかされています。




霊柩車を製造する会社と認知して頂ける方々が多くなっております。大変ありがたいことです。

ですが、ここに至るまでずっと昔から行っている事業が幌架装です。
この作業には主にスチールパイプ加工が入り、ほぼ毎日のように曲げ加工の作業が続きます。
「曲げる」と言っても機械のクセや作業員の力加減、治具の設置角度のズレや気温差などでその都度微調整を入れて加工しています。
そうしないとシートをかけた後のシワや出来栄えに大きな差が出てきます。

ユーザー様に喜んで頂ける車両づくりをするうえで、こだわっていることの一つが「作り手が自信をもってお渡しできる製品づくり」がありあります。

毎日こだわりながら、一生懸命作らせて頂いております。


クルマのボディーの断面はこんな形になっています。
普段見ることのない風景だと思います。

ここから要望を形にするために必要なものを必要な形にしていきます。
ですが、ただ切ったり張ったりではなく「構造保安要件」の基準値内に強度を確保するように、計算しながら作り上げていきます。

機械ではできない「ちょっとした手加減」がものを言う職人仕事が続きます。