仕事の流儀 プロフェッショナル ブログ

納車・回送の一コマ。
東北のとある山ですが、すそ野が広がり非常に雄大な山です。
こういう自然を見ると癒される。。。
仕事でいろんなところに出向きますが、その土地その地場でしかお目にかかれないものがすごく多いことに気づかされています。




霊柩車を製造する会社と認知して頂ける方々が多くなっております。大変ありがたいことです。

ですが、ここに至るまでずっと昔から行っている事業が幌架装です。
この作業には主にスチールパイプ加工が入り、ほぼ毎日のように曲げ加工の作業が続きます。
「曲げる」と言っても機械のクセや作業員の力加減、治具の設置角度のズレや気温差などでその都度微調整を入れて加工しています。
そうしないとシートをかけた後のシワや出来栄えに大きな差が出てきます。

ユーザー様に喜んで頂ける車両づくりをするうえで、こだわっていることの一つが「作り手が自信をもってお渡しできる製品づくり」がありあります。

毎日こだわりながら、一生懸命作らせて頂いております。


クルマのボディーの断面はこんな形になっています。
普段見ることのない風景だと思います。

ここから要望を形にするために必要なものを必要な形にしていきます。
ですが、ただ切ったり張ったりではなく「構造保安要件」の基準値内に強度を確保するように、計算しながら作り上げていきます。

機械ではできない「ちょっとした手加減」がものを言う職人仕事が続きます。



ジャンボタクシーの架装です。

床の防水マット敷きやひじ掛け、スライドドアの手すりや電動ステップなど快適仕様です。

カラオケ。久々に装着しましたが、ずいぶんと機器が変わってきましたね。



当社は救急車や消防車など命や災害に携わる車両も手掛けております。

救命や災害の無い地域社会

が理想ではありますが、現実的ではありませんね。
私たちは救命事故や災害が起こったとき、「もしも」の時に十分に機能を発揮できるクルマ作りを心がけています。

本日も様々な使命を宿すベース車両が順番を待っています。

少しでも早く世の中が平常に戻りますように。

地味で地道な作業を繰り返しながら、皆様の日常を支え続けるクルマ作りを続けて参ります。