仕事の流儀 プロフェッショナル ブログ

1BOX車の盲点の一つが、
最前席の「つかまる」部分が少ないということ。

予防と実益を兼ねた防護装置を製造・設置しました。

快適な装備はあって嬉しいものですが、車の場合は安全が最優先だと考えます。
そこに、当社の「美」を追加してお届けいたします。



ハイエース
コックピットと荷室との間に、保護バーを設置しています。

急ブレーキを踏んだ際、体が前に引っ張られます。
運搬物も同じです。
特に、重量物や硬い荷物を積載した場合急ブレーキを踏むと前のガラスを突き破る事故も起きています。
そのため、この保護バーはドライバーを守るために企画されました。

中3本のバーは取り外し可能で、車内往来も可能となっています。

効率よく作業するためのはたらくクルマですが、ドライバーあってのクルマです。
ドライバーさんや使用者がプロとして仕事ができるように、私たちもプロとして命を守ることに真剣に向き合って必要とされるクルマ作りを進めて行きたいと思います。


某欧州車の内装画像

この中に特装技術が盛り込んであります。
パッと見はわかりませんね。

助手席Aピラにグリップを取り付けてあります。
ご使用者様の様々な事情で、乗り降りが楽になる方法の一つが「グリップ」(つかまり・手すり)を追加するという特装です。

しかも、車両メーカー純正のグリップを取り付けてあるため言われないとわからないぐらい「普通」に付いている部品です。
この普通というのがとても大事で、無理なく・危険なく・違和感なくお使い頂く大前提が「普通」に付いていることです。

高齢者、障害者様、妊婦さん、高身長の方などご使用条件は様々ですが、大切なクルマにより便利にお乗り頂くために私どもができる最大限の努力とちょっとした心配りを施しております。





緊急自動車の特殊装備の一つとして、バッテリー充電器を架装いたしました。
救急車と同じシステムを採用し、ケーブルとソケットも同じ部品を設置しています。
緊急時にバッテリーが上がっていては「緊急」自動車の役割は果たせませんよね。
クルマの使用目的に沿った特装と同時にバックアップシステムも作り上げます。