特装車を製造するにあたって、使用する素材は多い順に
スチール(鉄)・ステンレス・アルミがあります。
が、実はスチールの次に使用量が多いのが「木」です。
木材という名前で仕入れますが、乗用車ではほとんど使われる事のない素材の木は、特装車製造では重要なパーツにもなります。
ボディーのシャシフレーム・荷台の底枠・収納スペースの土台・専用グッズの収納棚・重量物の緩衝材・ボディーの屋根材・内装材のベース材など多岐にわたります。
そこそこの強度と柔軟性が求められる特装車は木という素材の扱い方で車両の寿命も変わってきます。
使い手のニーズと使用環境の相互理解を深めながら、求められる仕事をこれからも追求していきます。